大手荷主やゼネコンの工事現場、オークション会場などでは、白ナンバーのトラックやダンプの出入りを規制しているところも多い。こうした背景から、個人事業者が加入できる企業組合では、営業ナンバー取得へ向けた加入相談が増えているという。
大阪府のある企業組合の理事長は、「今まで何ら問題もなく白ナンバートラックでバイクなどをオークション会場に持ち込んでいた個人事業者も、最近は『緑ナンバーを取得した車両で会場に出入りしてほしい』と要望されているようだ」と明かす。
また、「石油コンビナートや建設現場などへ出入りするローリーやダンプカーなども同様のようで、相談が増えている」という。
白トラ行為を排除する動きは、年々、活発化している。「2024年問題」で自家用トラックでの配送、いわゆる「白トラ」が増加するのではないかと危惧する声もあったが、杞憂に終わるかもしれない。
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